映画らしい映画。つまり完成度が高い。
監督のインタビューによると、はじめの編集では「凡庸なものでしかなかった」ものを、練り上げたらしい。冒頭にあった死の宣告を時系列に置き換えたりね。うん、それはよかった。
出会って、若い勢いで結婚して、妻に養われながら苦学生、やっとのことで幸せな家庭を手に入れたところで!!!!死の宣告、残された彼女との時間、そして思い出のスケート場にたたずむ彼。
構成がとてもいいし、ムダがない。
どの場面をとっても美しい映像。大雪のなかでのデートシーン、アイスホッケー、海辺の様子、彼女の音楽……。
彼女が美しくて、ちょっと生意気なセリフが魅力。彼は彼女のことがとにかく好きでとっても直情的。二人にとっても魅力があるんだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2010年6月9日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2010年6月9日
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