シンデレラを現代学園風にリメイクする点はすごくうまくいっていたと思う。ハロウィーンのパーティーとかいいよね。
けど、偶然やらまわりの好意やらで、幸運を期待する、待つだけのシンデレラ・ストーリーって、私の好みじゃないな。
この主人公は、最後には自分の意志で、継母と決別したり、王子様に別れ?を告げたりするけれども。
まわりの協力もあたたかくて、ほほえましいけれども。「根が優しい子だから」ってだけの理由で幸運がもたらされるっていうのは、ちょっとなー。
女の子といえど、ううん、女の子だからこそ、自分の居場所や自分の進む道を、自分で勝ち取っていってほしい。榎木洋子さんの主人公みたいにね。
ちょっといいなと思ったのは、友達の俳優志望の男の子。いつも変わった格好をしているけど、最後は「自分自身」の格好をして、サムに「一番素敵よ」と言われたところ。
自分自身を見つけるって難しいけれど、大切なことだよね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2009年10月5日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2009年10月5日
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