ロシア語だけの青春: ミールに通った日々

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  • 現代書館 (2018年3月17日発売)
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感想 : 19

代々木駅東口方面の雑居ビルにある「ミール」という塾で、若き著者がスパルタ式にロシア語を詰め込んでいくという青春譚。語学の上達はとにかく大きな声で例文を暗唱することに尽きるという。NHKでロシア語の番組のホストを勤めていた貝沢哉氏も超優秀な同期として存在を垣間見れる。「ミール」は家でも学校でも地域でもない、著者のアナザーワールド的居場所だった。著者のロシア語との幸せな関係が伝わってくる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 語学
感想投稿日 : 2018年9月13日
読了日 : 2018年9月13日
本棚登録日 : 2018年9月13日

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