オッパイをとったカレシ。約束 (デザートKC)

  • 講談社 (2010年1月1日発売)
本で見る
4.67
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 3
5

「性同一性障害(GID)」という言葉だけが世間に広まりつつある中での、当事者の葛藤を描いたもの。
性同一性障害も人それぞれ。
周りの当事者が変わっていく、世間のGIDに対するイメージ、
その中で「自分はどうありたいか」という、より当事者に近い感覚かと。
逆にここまで表現できるのはすごいと思う。

最初は読むのがきつかったです。そして泣けます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年3月3日
読了日 : 2010年3月3日
本棚登録日 : 2010年3月3日

みんなの感想をみる

コメント 1件

laphさんのコメント
2010/03/23

自分好みの絵なのでスラスラ読めました。
登場人物のFTM・MTFは美男美女!
でもどこか、FTM・MTFっぽく見える。
胸がなくなれば満足、ホル注して戸籍まで変えないと満足できない。
人それぞれ満足できるレベルが違う。
求めるものは誰もが同じではない。

人物の悩みや描写もリアルで芹沢先生のすごさに驚きです。

ツイートする