ラブ&キッス英国―イギリスは暮らしの達人

著者 :
  • 講談社
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感想 : 2
4

「暮しの手帖」イギリス・アッパー・ミドル版な感じ。

アッパー・ミドルのファストじゃない贅沢さ。
上品で、豊かで無駄のない生活と、それをもともと「食事も洗濯も家事は全て男に任せきり!」というちょっと子供みたいな著者(元サディスティック・ミカ・バンドのボーカリスト)に伝授してくれるいかにもイギリス人らしいお義母様がすごく素敵でした。

無駄なく、抜かりなくハウスキーピングをするためにすべての仕事はオーガナイズされている。
週の初めにはお手伝いさんを呼んで家を掃除し、次の日は菜園の手入れをして、午後にはティータイム用のケーキをまとめて焼き、その次の日には家中の銀器を磨き、金曜日には素敵な週末を過ごすためにふたたびお手伝いさんを呼んで掃除をする。
その合間にお友達とも交流するし、趣味のコーラスのレッスンにも行くし(お義母様はセミプロの声楽家でもある)、日本からやってきたお嫁さんに家事のノウハウを伝えもする。

家を切り盛りすること、その家で心地よく暮らすこと、お客様を招いたりすることが、このお義母様にとっては普通のことでもあり楽しみでもあり、そんな自分自身がちょっと誇りだったりもするんだろうなと思います。


ただ。
まるで飾らない言葉で思いつくままに書いてあるのでこの著者の半生を追いたいという人には物足らないと思う。
あと、結婚中に他の人に気が移って「じゃあねー」って感じで離婚したこととか、元旦那さん(&現奥様)とばったり会って食事を同席したりとか、ものすごく軽ーく書かれているので、読んでてひっくり返りそうになりました。
そういうゴシップ的なものに興味もないし嫌悪感も持っていませんが、もう何か理解を超えてサバサバしている…。それがこの方の魅力なのかもしれません。(著者のことはまるで知らないまま読みました)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年3月15日
読了日 : 2019年3月15日
本棚登録日 : 2019年3月15日

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