甘粕正彦 乱心の曠野 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2010年10月28日発売)
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本棚登録 : 282
感想 : 27
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私にとって、満州について知りたいという意識もなかったのだが、成毛氏の著作からの推薦で本書にたどり着いた。

この間亡くなった母も満州生まれだったが、もう詳しい話を聞くことができない。

甘粕氏に対する事前の知識もなかったので、何を期待して読み進めた訳ではないが、これを読む限りは、甘粕氏に好意的になるだろう。

ある意味ロマン。満州をもっと知りたくなってしまう。

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(目次)
序章 “主義者殺し”
第1章 幕末のDNA
第2章 憲兵大尉の鳴咽
第3章 鑑定書は語る
第4章 獄中の臣民
第5章 浴衣の会見記
第6章 暗鬱のルーアン
第7章 謀略人脈
第8章 満州ひとりぼっち
第9章 人は来りて見よ
第10章 満映という王国
終章 八十五年目の真実

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年10月12日
読了日 : 2012年3月8日
本棚登録日 : 2018年10月12日

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