聞き覚えのあるタイトルだったので購入。
時々こう言うのが読みたくなるけど硬そう。全く理解できないのは悔しいので、取り上げられてるタイトルを3、4冊読んでから、読むことにしたら、パスするはずの丸谷才一が図書館の都合で最初に来るし、気乗りしなかった中上健次にはまるし、結局、事前の準備読んだのは以下。
井上ひさし 「吉里吉里人」
丸谷才一 「裏声で歌へ君が代」
村上春樹 「羊をめぐる冒険」
中上健次 「枯木灘」「岬」他
村上龍 「コインロッカー・ベイビーズ」
大江健三郎 「同時代ゲーム」
寄り道、遠すぎ。
で、肝心の当書。
関連があるとは思えないリストだったのに意外な視点で関連が見えてくる。
なるほど、こういう読み方をするのかと、納得も感心もしました。
けれど、ひとつの読み取り方を設定して当てはめていけば、かなりの物語を強引に同じ読みに落ち着けることができるのではないかとも思う。
とはいえ、読み方の勉強になりましたし、リストの半分はこういうきっかけがなかったら手に取らなかった本です。 感謝。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年11月8日
- 読了日 : 2018年4月7日
- 本棚登録日 : 2019年11月8日
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