臓物大展覧会 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2009年3月25日発売)
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感想 : 54
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"牙を剥いた八岐大蛇の顔が視野いっぱいに広がった。
三人は目を瞑り絶叫した。
いつまでも絶叫が続いた。
三人とも、さすがにこれほど絶叫が続くのは妙だと思った。
ついに息が続かず、絶叫が途絶える。
ユリコは息継ぎをして、また絶叫を始めた。
ブキチは恐る恐る目を開いた。
目前三メートルのところに八岐大蛇の顔が迫っていた。
だが、その位置からは前に進むことができないようだった。全身が激しく振動し、表皮が波打っている。
「二人とも目を開けてください!さあ、逃げましょう!!」"[p.259_SRP]

前半はけっこうぐろねちょと。

「プロローグ」
「透明女」
「ホロ」
「少女、あるいは自動人形」
「攫われて」
「釣り人」
「SRP」
「十番星」
「造られしもの」
「悪魔の不在証明」
「エピローグ」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文庫本
感想投稿日 : 2015年8月27日
読了日 : 2015年8月27日
本棚登録日 : 2015年8月27日

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