なんだろうこの新聞小説みたいな唐突さ、適当さ。創業社長の死まですごく丁寧に主人公との交流を描いていると思いきや、創業社長はいきなり死ぬし、徐々にというのでなく唐突に先見の明がなくなるし、さっぱり展開についていけない。小説というものが自然と人物の内面に分け入りがちであることを思えば、革命的とさえ思えるほど事実の列挙に徹する文体、ある意味クール。
主人公が公認会計士だと最後の最後にはんめいするあたり、ちょっと手を抜きすぎだと思う。
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- 感想投稿日 : 2018年1月3日
- 読了日 : 2018年1月3日
- 本棚登録日 : 2018年1月3日
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