〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性

3.99
  • (56)
  • (36)
  • (55)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 584
レビュー : 45
著者 :
le-souffleさん  未設定  読み終わった 

 戦後日本の思想の流れをまとめた本。「民主」と「愛国」。2つがどうくっつき、どうはなれていったのか?どのようにナショナリズムを形成していったのか?丸山、江藤、吉本、小田などの戦後思想人の分析からつぶさにみていく。
 これらの思想対立は各人の戦争の体験の有無(またはどのような状況下で戦争を体験したか)によってかわっていくことが明らかになった。
 戦後思想の言葉はその時代には適したのかもしれない。しかし、現在はどうであろうか?意味が違うものになってくるはずだ。ここからテクストを読み替え、新たなナショナリズムの意味付けをしていく必要がある。
 靖国、憲法9条、在日、新しい教科書...今日、いろいろな問題が渦巻くが、本書からそのヒントを得られるかもしれない。
 この辺の部分は学校の社会科では飛ばされることが多いので、若い人は特に読んでほしいところ。

レビュー投稿日
2012年7月21日
読了日
2012年7月21日
本棚登録日
2012年7月21日
2
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリ...』のレビューをもっとみる

『〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする