少年陰陽師 真紅の空を翔けあがれ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店 (2004年1月29日発売)
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本棚登録 : 1032
感想 : 60
5

今回は昌浩の長兄の成親がいい味出してます。
性格面では成親こそが清明の孫では!と思いました。

紅蓮が戻ったけれども昌浩の記憶がなく、自身が望んだことではあるけど、つらい思いをする昌浩。そんな時に太陰が兄の成親を連れてきます(少々乱暴な方法ではあったけど、太陰、偉い!)。
精神的にギリギリだった昌浩も成親兄のお陰で元気を取り戻せてよかった。

紅蓮も過去の記憶を取り戻せたし、本作は読後、温かい気持ちになれました。
陰陽師として必要な『眼』を失ってしまった昌浩。今後、どうする?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学
感想投稿日 : 2014年6月15日
読了日 : 2014年6月15日
本棚登録日 : 2014年6月8日

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