君は世界災厄の魔女、あるいはひとりぼっちの救世主 (角川スニーカー文庫)

  • KADOKAWA (2018年10月1日発売)
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本棚登録 : 59
感想 : 2
4

伏せられた切なさを味わう物語。

伏線があからさまなので、普通に読んでれば展開が読めてしまうが、著者の企図するところであると思う。これは、どんでん返しをして驚かせるよりも、「もしかして」という予感と「やはり」という納得の方が、この作品のテーマに合うからだろう。

ただ、やはり時系列が変わると、どうしても読みやすさは犠牲になるな、と思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ラノベ
感想投稿日 : 2019年2月20日
読了日 : 2019年2月20日
本棚登録日 : 2019年2月20日

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