孫子とならび評される呉子の話。呉子(呉起)は100戦100勝の常勝将軍という反面、出世のために自分の妻を殺していることや、最後裏切られて殺され、かつその殺されるときに王の遺体を盾にしたという義にかける面が伝わっている。だが常勝の将軍で希代の兵法家が本当に義にかける性質の持ち主だったのだろうか?義にかける人が部下を掌握し常勝将軍になりえたのか?
この本では呉起の性質を義に熱い人として描いている。
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カテゴリ:
中国史
- 感想投稿日 : 2009年4月19日
- 本棚登録日 : 2009年4月19日
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