職業としての学問(圧縮版)

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本棚登録 : 3
レビュー : 1
制作 : 野﨑 敏郎 
和歌山県立医科大学図書館三葛館さん 第72回展示図書「大学生に読んでほしい名著」   未設定

三葛館一般 002||WE

本書はマックス・ヴェーバーが1917年と1919年にドイツ自由学生同盟の招きに応じて講演をおこなった講演録になります。こちらの本も半分以上は訳注や解説になりますが、非常に濃厚な内容となっています。第一次世界大戦末期、ドイツの敗戦が目に見えてくる中で、学生の中にも教師に指導者的役割(超越した存在)を求める風潮が出てきます。
マックス・ヴェーバーはその風潮を感じ取り、学生たちに対して「教師と指導者は役割が異なる。」「あなたたちの考える意味や世界観を一挙に解明できるような学問は存在しない、学問とは日々コツコツと積み重ねていくものである。」などと説き、また「学問に究極的な価値観や意味は存在しない。」とも話しています。大学とは、教師とはどうあるべきか?また学問を生業とする者の考え方とは?最初の講演から約100年経ちますが、今読んでも考えさせられる1冊です。
                              (うめ)

和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=84774

レビュー投稿日
2016年6月28日
本棚登録日
2016年6月28日
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