新しい市場のつくりかた

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本棚登録 : 944
レビュー : 100
著者 :
libraさん 経営   読み終わった 

スティール・ボール・ランより、ツェペリの言葉。「『覚悟』とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!」「いつも最短の近道を試みたが『一番の近道は遠回りだった』『遠回りこそが俺の最短の道だった』『この大陸を渡ってくる間 ずっとそうだったそして おまえがいたから その道を渡って来れた』。

少年漫画の典型的な例のこのセリフが、まさにぴったりの一冊。市場創造は、問題を問題化すること、生活を変える覚悟と意欲をどれだけ持てるかということ。いつの間にか失敗を恐れ、安牌志向になり、二番煎じとなり、見回すと誰もいなかった、みたいな状況が起こるのはビジネスでは当たり前だったはずなのに、組織の大きさは個人の感覚を麻痺させ、自分で考える力を失わせる。

友の屍を越えて前に進むか、先人の壁を超えて前に進むか、世界が速く小さくなっているなか、どれだけ広く厚い思いの風呂敷で誰かを一人でも多く包みこむことができるか、そんな思いが、市場を想像していくのだと思う。不遜や傲慢であることを自覚し創る市場において、その人はおそらく地に這う神となるのだろう。

レビュー投稿日
2013年12月20日
読了日
2013年12月20日
本棚登録日
2013年12月15日
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