日本の独立 主権者国民と「米・官・業・政・電」利権複合体の死闘

  • 飛鳥新社 (2010年11月1日発売)
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感想 : 15
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独裁者の支配下にある国ならいざしらず、曲がりなりにも日本は自由民主主義国家。そう信じる普通の人にこそ、本書は真の必読書になるに違いありません。
なぜならここに500余ページにわたり精緻かつ丁寧に書かれた数々の事実から、現実には自由民主など形だけのもので、日本は今まさにファシズム国家そのものになろうとしていると思い知らされるからです。

不遇により経済学者から憂国の士となられた筆者のたゆまぬ言論活動に心から敬意と感謝の意をおつたえ申し上げます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 政治・歴史・社会学
感想投稿日 : 2011年2月13日
読了日 : 2011年2月13日
本棚登録日 : 2011年1月17日

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