記憶喪失を『仕掛け』として使うことで、様々な疑問を想起させ、青春物語をミステリー風に仕立てた作品(だと思う)。
クラスメイトの反応は何故なのか?何故彼らはこのような行動をするのかなど、本当に少しずつ明かされる事実が面白い作品でした。
ただ、(たぶん)記憶喪失を『仕掛け』として使いたいが為に、記憶喪失に至る原因や彼女が3人居る点に全く触れずに、最初からコメディ全開で進む点に、終始違和感を感じてしまいました。
最後に掛けた盛り上がりは本作独特で、細かな違和感が気にならなければオススメです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ラノベ
- 感想投稿日 : 2023年3月30日
- 読了日 : 2023年3月30日
- 本棚登録日 : 2023年3月30日
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