夏目漱石を読むポイントというか、文学作品として堅苦しく考えなくていいんだよーということを教えてくれている本。
割と漱石以外の小説の読み方にも応用できそうなことを言っていて、興味深く読めた。
今からでも実践できるけど、高校時代にこの本があったら、かなり読書経験が豊かになったと思う。
大学時代に夏目漱石の講義で言われたことがこの本を読んで今更ながら腑に落ちた部分があって、個人的に反省。勉強が足りてなかった。
奥泉さんの解釈の仕方がいちいち面白くて、(坊ちゃんは中二病のコミュ症とか。)
読んだことのあるものはもう一度読み返したくなったし、読んでないものも気になった。
夏目漱石に興味が湧く一冊でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年12月1日
- 読了日 : 2015年12月1日
- 本棚登録日 : 2015年12月1日
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