小暮写眞館 (書き下ろし100冊)

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本棚登録 : 4691
レビュー : 756
著者 :
リカさん 日本文学   読み終わった 

長編で、本を見てびっくりしました。
ハードカバーで分厚く、電車の中で立って読むのがとても大変でした。
宮部作品は、長編ものも多いのですが、なぜ、数冊に分けなかったんでしょう。
彼女の作品はとても気になっていますが、本格的社会派ミステリーはまだレベルが高そうなので『ブレイブ・ストーリー』を読もうと思っていましたが、先にこちらを手に取ることに。
「初のノンミステリー」だというこの作品を読んでみようと思いました。
ノスタルジックで爽やかな少年の日々に、心霊写真の謎が溶けあうように、語られています。

かなりゆるい感じなのが意外でした。宮部さんは、こんな作品も書くんですね。(メインを知らないけれど)
朝井リョウの『桐島、部活やめるってよ』に触発されて描いた青春小説、というのが興味深いです。ベテランでも、新人作家の影響を受けることってあるんですね。
とくに大きな衝撃もなく、淡々としている日常。表紙のように、ほのぼのとした空気が漂っています。

登場人物たちの再生と成長物語にじんわりしますが、いかんせん長編です。
電車で読んでいた私には、物理的な本の重さや支える手の方に気が行ってしまい、あまり内容に集中できませんでした。
文庫版が出たら、もう一度読みなおそうと思います。

レビュー投稿日
2010年12月15日
読了日
2010年11月25日
本棚登録日
2010年12月15日
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