100歳までボケない朝一番の簡単スープ

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本棚登録 : 56
レビュー : 8
著者 :
リカさん 医学・暮らし・健康   読み終わった 

人は誰でもボケたくはないもの。
朝にスープを飲んで改善されるのなら、それは実践したいものです。
タイトルとイラスト、そして白を基調とした本の装丁がソフトな印象ですが、病院大学の大学院教授が書いたものなので、信憑性が高いと思って読んでみました。

心身の酸化がボケにつながるそうです。
抗酸化物質や酵素が健康に大切な栄養素ですが、加熱すると壊れるなので、生で食べなければ摂取できないという、少し厄介なもの。

そこで毎朝のスープを活用しようというのが本書です。
生野菜やフルーツを、そのまま食べるよりも、ミキサーにかけてジュースやスープにした方が、身体への栄養吸収がスムーズで摂取が高くなるとは知りませんでした。


ビタミン・ミネラルとは別の栄養素であるフィトケミカル(植物性化学物質)の効用も書かれていました。
皮や茎の部分に含まれているため、皮をむかずに丸ごとそのままスープにするのが良いのだとか。
記憶力がアップするレスベラトロールとか、免疫力を高めるオイゲノールなど、知らない言葉がいろいろ登場しますが、食材ごとに含まれる栄養素が紹介されており、わかりやすくなっています。

疲れた時にはビタミンB1がたっぷり含まれた豚肉のフィレがいいのだそう。
癌予防レシピや美肌レシピなど、さまざまなスープの作り方が載っていました。
白衣を着た医学博士がこれを紹介しているというのが、なんだか不思議です。

マーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸を採り過ぎると、ボケやすくなるということで、使いすぎないよう気をつけなくてはなりません。

いろいろ紹介されており、さすがに(ここまで徹底させるのは無理そう)と諦めそうになったところで、最終章に「料理が作れるうちはボケない」と書かれていたので、なるほどと思いました。
料理をする作業は、一種の脳トレで、考えながら作ることで脳が鍛えられるとか。
まずは料理を続けるのが大切で、さらにミキサースープを日課として作れるような生活習慣を身につけたいものです。

しかしこの著者、「100歳まで」と銘打った著作をシリーズのように何冊も出しているため、てっきり聖路加病院の日野原重明氏のようなお年かと思いきや、まだ50代になりたての方だったため、(テーマにしている年齢の半分くらいだったとは)と少し驚きました。

レビュー投稿日
2012年3月28日
読了日
2012年3月28日
本棚登録日
2012年3月28日
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