神社版につづいて、お寺版も読んでみました。
ここでも、有名な大きい寺院の他に、今まで自分が知らなかった、変わったお寺がいろいろと紹介されています。
猿寺や、猫寺、雀寺などあるんですね。
それぞれに、由来となる伝説があって、興味深いです。
「ニュウナイスズメ」という種類の雀がいるのは知っていましたが、それが「入内雀」と書くとは考えてみたこともありませんでした。
京都は一番お寺が多いと思いきや、実は愛知県が最多だそうです。
そして、他の地域とは違い、京都では浄土宗、浄土真宗が多いとのこと。
東京は、当時は新興宗教だった、時宗が多いそうです。
神社版共に、知識ゼロからの○○入門『』という目を引く、つい手を伸ばしたくなるタイトルの割に、構成的な面白さはいまいち。
内容に興味があったので読み切れたし、むしろマニアックな知識がついておもしろかったですが、本当に知識ゼロの人が、まっさらの状態で読むには、とっかかりがつかみにくく、読むのになかなか忍耐がいるものではないかと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
宗教全般
- 感想投稿日 : 2011年1月25日
- 読了日 : 2011年1月25日
- 本棚登録日 : 2011年1月25日
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