0:34。
ねえ、もうこのタイトルだけでホラー好きとしては、面白そうって思っちゃうでしょ?地下鉄のホームに閉じ込められた女、そこにやってくる0:34の電車。起こる惨劇!
もういろんなことを想像しちゃいましたよ。なるほど、この電車は実は幽霊電車で、彷徨う霊が人を襲いまくるんですね!とか。疾走する電車の中で一人、また一人と無惨に殺されてゆく……、この電車を走らせているのは一体何?そして彼らが車掌室で見たものとは……!とかとか。
と勝手に思っていたら、見事にサイコパスものでしたよ……。電車は来たと思ったら止まっちゃうし、主人公降りちゃうし。地下で行われていた謎の実験?あるいは研究?で生まれ、暴力と痛みしか知らない殺人鬼。彼は夜の地下鉄を彷徨い、次々と人を手にかけてゆく――は、いいんだけれどもね。もう少し彼の素性を明かして欲しかったし、そうして殺人鬼と生まれついた彼の扱いが中途半端過ぎる。
殺人鬼としての造形が、ただ観客を怖がらせるだけのものになっている気がするのでーすーよー。わたしゃ。
言い過ぎですかね。
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- 感想投稿日 : 2009年6月13日
- 本棚登録日 : 2009年6月13日
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