薬屋のひとりごと 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

3.90
  • (27)
  • (49)
  • (17)
  • (4)
  • (4)
本棚登録 : 476
レビュー : 28
amritaさん コミック   読み終わった 

リアル薬屋さんからひとこと

完全フィクションで、時代もわかりませんな。
なんか、設定がてきとーだ。
ただ完全なフィクションとして割り切れば、面白いのかも知れないけれど、実在のモノを適度に登場させて書くと、それを信じる輩が出るから、十分に注意していただきたいものだ。

銀食器が毒に反応するとして使われたのは、ヒ素に反応するからじゃない?
即効性の毒の検出には、意味ないかも。
白粉で毒性があるのは鉛でしょ?繊維質とか消化にいいものという食事療法では排出できないよね・・・。
フグ毒は量を調整すれば生き残れるって物じゃないし、あれについては体を慣らして毒に耐性とかつけられる類の毒じゃない。

固形の美味しいチョコレートの発明から、
まだ150年も経っていないので、遊女が舶来品のチョコレートを手に入れたなんて話があったとして、日本でも遊女が出島でもらったものとして、一番古い記録が残っているのが幕末くらいの話。その頃は清王朝も末期だから、時代背景はいつ頃なんだろうねぇ
それと、この中に出てくる加加阿ってのは、いきなりすりつぶしたり粉にしてるから、おそらくカカオ豆のことを言っているんだと思うけど、カカオ豆は杏仁には全く似てない。
杏仁、桃仁、アーモンドといったバラ科植物の種子の仁に縦じわがあり、それがカカオの実のシルエットとは似ているけど、カカオ豆ってのは、その中にあるパルプに包まれた種子を発酵させたもので、ただ、ゴロンとした豆って感じなんですけどね・・・。
更に言えば、筆者は「アンニン」ってカナふってるけど、生薬名はキョウニンです。
杏を「あんず」と読むのは訓読みで、仁を「ニン」と読むのであれば、杏仁をアンニンって呼ぶことそのものがオカシイのでは?

というか、そんな些末なことを言いたいわけじゃない。
「薬屋」って冠したのだから、実在のものを登場させて語るのなら、きちんと調べるなり、あるいは実在のものとは違うモノとして、違う名前をつけて書くべき。
無責任だ。

レビュー投稿日
2019年8月4日
読了日
2019年8月4日
本棚登録日
2019年8月4日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『薬屋のひとりごと 1巻 (デジタル版ビッ...』のレビューをもっとみる

『薬屋のひとりごと 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする