読書をしていると、数多くの崇高な考え方に触れることが多く、彼らのようになりたいと強く思う一方、自分に対して劣等感を抱く機会もあった。
そこそこの数の本を読んできて本書に出会い、読書による単なるインプット以上に「自己修養」の重要性を知り、これまでの考え方を一新することになった。
ーーー本書より抜粋ーーー
「授業」よりも「訓練」
→読書は他人の思想を鵜呑みにするもの。所詮耳学問の域を出ない。精神を磨き上げる方法の一つにすぎない。
★現実世界から得た経験こそ真の知恵。
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結局、読書は自分を成長させるための正解ではなく、ヒント提供をする1つの手段である。
読書から得た情報を生かすも殺すも自分次第。
また、得た情報を信じるも捨てるも自分次第。
他者の生写しではなく、自分なりの考え方を持っている方が人間的に魅力的であり面白い。
もちろんこれからも読書は続けていこうとは思うが、ただただ内容に感心するだけではなく、自分なりの考え方を持った上で望んでいきたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年8月20日
- 読了日 : 2023年11月21日
- 本棚登録日 : 2023年8月15日
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