裏庭 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2000年12月26日発売)
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感想 : 839
5

2012.05.02. 4月くらいから、また少しずつ読んでいました。テルミィのシーンよりも、現実社会の大人たちの心の動きの方が、気になるみたいです。 

2011.04.25. 疲れてきたので、読んだ。やはし、年2回は読んでるナ。銀の手ののびやかさ。お父さんのシーンが、やはり泣ける。年々、じんとくるシーンや気になるキャラクターが変わるね。今は、テナシ=銀の手がいいなぁ。★5つ

2010.09.12. また読む。テル・ミィが狂気に捕らえられてスナッフを殺めてしまうのは、必要なことだったんだと思う。抱きしめてもらうことの大切さを思う。私は、すんなりと抱きしめられる人になりたい、と思う。★5つ

2010.04.09. 東京行きの電車で読み始め、また裏庭の世界に。片割れの純が、ずっといないけど大切なキイになってると思う。★5つ

2009.12.24. 何度読んでも、やっぱりいいです。裏庭の世界と、現実の世界との切り替わるところもいい。お父さんがさ、「純よう」と泣くシーンに、今回特にじーんときた。★5つ

2009.06.11. 守って、助けて、と思った時に手に取っているのかも。自分を包む繭を紡ぎたい時に。殻に入ってしまいたい時に。時間をかけて少しずつ、最後まで読んだら、またちょっとだけ現実に顔を出せる。★5つ

2008.08.28. 何度も読む。何度読んでも、新しいし懐かしい。梨木さんの作品の中で1番好き。裏庭の中には、たくさんの私がひそひそと隠れていて、ときどきパッと目の前に顔を出す。キャラクター的には銀の手が好き。裏庭での話より、用心深く子ども時代に戻って話し言葉を時々変える現実世界の話が好きだ。これからも、何度も読むんだろうな。★5つ

2006.01. 照美という1人の少女の心の世界、自分探しの旅。最後には、テル・ミィと一緒に自分の“裏庭”に潜り込んでしまう。心が疲れてしまった時、何度でも読み返し心の原点に帰ってくる。★5つ

2005.5.25. いったい何回テル・ミィと旅をしただろう。この人は、本当にうまい!呼称も合わせて変えて…。すごく、好き。テル・ミィ、スナッフ、テナシ…。ラスト、”銀の手”が新たなストーリーを予感させる。★5つ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 何度でも。
感想投稿日 : 2009年6月11日
読了日 : 2010年9月12日
本棚登録日 : 2012年5月5日

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