リーマン・ブラザーズと世界経済を殺したのは誰か

著者 :
  • 講談社 (2010年4月2日発売)
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感想 : 12
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後半はサブプライムの一般的な話っぽかったので、さらっと。

面白かったのは前半。
よくよく考えれば、この方は、外資系投資銀行の日本代表なので、本社の失態にはあんま関係ないんだよね。

自分の会社がなくなるかもしれない&自分の資産の結構な部分が吹っ飛ぶかもしれないという経験は中々あるもんじゃない。
しかも、トップとしては、潰れて終わりではなく、身売り先を探したり、身売り後も残って破産処理をしなければいけなかったりと、辛かったろうなと思う。

今は、独立系のアドバイザリー会社を営まれているそうで、一皮向けた経営者となられているのだと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自伝
感想投稿日 : 2012年10月17日
読了日 : 2012年10月17日
本棚登録日 : 2012年10月17日

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