夢の封印

  • 文藝春秋 (2002年5月28日発売)
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特に読みたい本がなかったから。オール讀物に掲載された短編。タイトルからしてエロぽい。
毎晩寝る前に読むのだが、次の日には忘れている物語ばかりだった。
「夢の封印」社内不倫中の男。桜は匂いがないから嫌いらしい。
「陽炎」設計士の夫婦。夫の高校時代の友人と関係を持つ妻と、それを見る夫。妻、関係持ったのあまり覚えてないし。
「蓬莱ホテル」温泉へ旅行に出かける3人娘。一人が現地で働く外国出稼ぎ男と関係を持つ。一回で冷めて都会に戻る。
「夜の魚」宝石店で働く娘。ダイヤを買いに来た娘が気になり。ある夜、風呂の中でマンションできこえてくる声に流され、夜の魚となって彼女や彼を見たような。 ま、幻想的かも。
「陽だまり」キャリアウーマンと同棲中なのだが、朝ジョギングと偽って、二股相手のアパートに通う。クアリアウーマンには結婚を持ちかけられ、二股相手はあきれられて去られ。ずっとこのままでいたいのに、と陽だまりのなかで溶けてしまった。 シュールかも。
「月待ち」介護士として働く二人の娘とマンション所有する初老の男。痴呆老人の性みたいな。
「熟れた休日」子連れで再婚した夫婦。仕事も子育ても大変で、週末はゆっくりなんてしてられない。ある日、夫の前妻がやりなおしたいとやってくる。しっかり断り、夫婦は旅に出かける。
頑張って書いたな、私。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 坂東眞砂子
感想投稿日 : 2012年2月3日
読了日 : 2012年2月3日
本棚登録日 : 2012年1月29日

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