冷血(上)

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本棚登録 : 1115
レビュー : 144
著者 :
ちてこさん 高村薫   読み終わった 

虫歯のこととか、暴走族、パチスロ、健康ランド、コンビニ、躁鬱、もちろん警察の捜査の仕方とか組織。あいかわらず細かく取材や調査をしている。
第一章 事件
前科者の二人が出会い、衝動的にATM強盗(失敗)、コンビニ強盗(成功したがはした金)、空き巣(失敗)を繰り返していく様が時系列に。
最終的に皆殺しにされる一家の日常が13歳の長女の視点で書かれる。13歳少女、所詮たいしたことないと思いつつ、未来への希望と恐れ。まだまだ子供な弟。親にも気を遣う(私は使ってなかったが)。
ここで一家惨殺の詳細が書かれるのかと、びくびくしながら読み進めたが、そんな作家さんではない。
第二章 警察
時間になっても出勤しない歯医者を不審に思い、関係者が自宅まで。事件発覚。合田さん登場。野菜作ってて朝4時起きの毎日らしい。野菜すか。
夫妻はダイニングあたりで待ち伏せされて鈍器で殴られ(音はしなかった模様)、子供たちは寝ているところを鈍器で殴られ、電気毛布にくるまれ。警察が見た事実のみ語られる。
緻密な捜査により、犯人にたどり着く。で軽く自供する二人。

読む前は冷血ってさ、この二人のことなんだと思ってたのよ。そんなタイトルをつける作家さんではない。
恐ろし気な下巻を読み進める。

レビュー投稿日
2019年9月8日
読了日
2019年9月8日
本棚登録日
2019年9月7日
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