セメント・ガーデン (Hayakawa novels)

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本棚登録 : 134
レビュー : 19
制作 : Ian McEwan  宮脇 孝雄 
Meninaさん 小説   読み終わった 

いつか読もうと思っていたイアン・マキューアン。タイトルから手にしたこの小説が、奇しくも彼の長編第一作だった。入門にちょうどよかったか。

彼のどの作品だったかを、友人が「非常に不愉快な小説」と断じつつ賛辞を述べていたことが印象的だったが、本書も非常に不愉快かつ魅力的な本だった。

父と母を相次いで亡くし、世間から離れた広大な家に住む4人が大人の目のない子どもだけの世界を造る。うだるような暑さ、荒んでいく家、赤ん坊に退行していく弟、退廃的な姉と弟の関係…。母の遺体を埋めたセメントにヒビが入るのと同じくして、臭気が漂い子どもたちの世界も膿みはじめる。

ああ、疲れた。マキューアン、時間をおいてまた読むと思う。

レビュー投稿日
2013年6月24日
読了日
2013年6月24日
本棚登録日
2013年6月24日
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