本を読まなくても生きていけますか?

  • ルックナウ(グラフGP) (2004年5月1日発売)
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本棚登録 : 32
感想 : 7
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改めて、読書の大切さを教わりました。
本書は、活字離れをあげたり、
鍛えるためにも本は読んだほうがいい、
ということをふりかざすのかと思い、
だまされたと思って購読しました。

しかし、実際の内容はそれだけではなかったのです。

著者は本書で
○原作本とメディアとの違い
○正しく・楽しく・集中して読む方法 
などなど、本や活字を取り巻く様々なことを教えてくれました。

僕はマンガ、アニメ、ゲームが好きなのですが、
そういったメディアとも、適切につきあっていきながら、
多種多様な本や活字にもふれていきたいと思います。

【以下、意識していきたい点】

◇困らない、不便、興味がない、時間がない、お金がない、時間がない
これらの偏見を持って本を遠ざけると、自分の可能性・思考力が衰える。

◆何かを「感じ」「思い」「考える」力をつけるためにも、本を読もう。

◇毎日、書店や図書館に寄ったり、本を自由にじっくり読む習慣をつけよう。

◆積読や飛ばし読みをしたり、見切りをつけた本にこだわらなくてもよい。

◇本を読めるようになるには、活字を地道に追っていくしかない。それ以外に方法はない。

◆マンガに頼ると、原作にある物語の本質を見失ってしまう。マンガに興味を持ったら、本を読もう。

◇本にとって、汚れや損傷はつきもの。どんなに古くなっても、買い換えるのはやめよう。

◆過去・現在・未来に生きる名作ぐらいは読もう。ユーモアあり、涙あり、強さありの名作から、何かを感じられるだろう。

おすすめの作品も、また読んでみたいですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年2月14日
読了日 : 2012年2月14日
本棚登録日 : 2012年2月13日

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