「婚活」現象の社会学 日本の配偶者選択のいま

3.22
  • (2)
  • (13)
  • (14)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 126
レビュー : 25
著者 :
制作 : 山田 昌弘 
ルーさん 人文   読み終わった 

「婚活」という現象の流行と、その意味するところの変容を、ブームをつくった山田昌弘、白川桃子も交えた著者陣で明らかにする中間総括的な本。若者の交際と結婚活動の実態、結婚仲人の語りから見た「婚活」など、不況下で若者の結婚観がどのように変わっていったのか、実態としてどうなっているのか、立体的・具体的に論じていて興味深い。

高くなった「恋愛感情」「経済生活」の二つの条件を両立することができないため、(中略)結婚難が起こり、それが婚活ブームに火を付けた。しかし、結婚活動をしたからといって、この結婚相手に求める基準事態を低下させることはできない。そのため(中略)結婚の不可能性の時代が始まっているとも言える。(山田による終章より)

結婚できる男女を増やすためには、「恋愛感情」と「経済生活」という重い積み荷のどちらかを下ろさねばならない、と山田は説く。さて、あなたならどちらを下ろしますか?

レビュー投稿日
2010年12月12日
読了日
2010年12月6日
本棚登録日
2010年12月6日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『「婚活」現象の社会学 日本の配偶者選択の...』のレビューをもっとみる

『「婚活」現象の社会学 日本の配偶者選択のいま』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『「婚活」現象の社会学 日本の配偶者選択のいま』にルーさんがつけたタグ

ツイートする