相変わらずいろいろな作者の作品が詰め込まれていて、作品ごと筆致も雰囲気も違うので、楽しめる。いくつか、本格?と思わないでもないけど。
・バレンタイン昔語り
こんな皮肉な終わり方があるのか。神様という設定を使ってここまで胸糞悪い(褒め言葉)作品が書けるとは。
・宗像くんと万年筆事件
小学生の学級裁判。謎解きシーンはかなり白熱。でも、学校現場の書き方に悪意が……。
・墓守ギャルポの誉れ
「なぜ死刑囚の死体を墓の外に出したのか?」に非常に魅力的な解答が用意されている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2014年8月26日
- 読了日 : 2014年8月19日
- 本棚登録日 : 2014年8月19日
みんなの感想をみる