手塚治虫とはどんな存在であったのか。そして手塚治虫が切り開いたもの、代わっていったのはなぜか、といったことを夏目さんの実際に感じたことなんかをもとに論じた評論集。多分俺らの世代からすれば劇画も手塚漫画も等しく「昔の漫画」なので、あまりこだわって読んだことなんかもちろんなかったんだけど、これを読むといろいろと考えることが出てくる。いちいち感心しながら読み進めた。マンガ論ってのは奥が深いし、また手塚治虫という存在も広すぎる。
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評論
- 感想投稿日 : 2005年2月5日
- 本棚登録日 : 2005年2月5日
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