ぼくだけの山の家

  • 偕成社 (2009年3月1日発売)
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本棚登録 : 133
感想 : 13
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ニューヨークのマンハッタンの家を出て少年は一人でニューヨーク州の田舎、キャッツキルに向かいます。そこでかれは自給自足で生活をしていきます。この家出のために、彼は都会にいる間に図書館で色々と調べて食べられる植物や自然界での生き方を独学で学びます。
向かった先の土地はおじいさんの土地。今はだれも住んでいないけれど。
その土地で見つけた大木のうろがかれの住みか。かれはそこで動物の仲間と出会い友情(?)を育み、自然の恵を受けての生活に大満足。やがて・・・

何を隠そう、私が小学校のとき、2年間住んでいたのもキャッツキル山脈の麓。懐かしい描写がちりばめられていて、主人公がどこに住んでいたのか想像しながら楽しく読みました。

冒険好きの男の子向きですが、「そんなことあるわけないじゃん!」って
思う事も出てくるので(なんせ原作は50年前らしいですから)素直に物語りに入り込めない部分もあります。

でもアウトドア好きにはたまらない物語です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 学校図書館
感想投稿日 : 2011年1月25日
読了日 : 2010年8月4日
本棚登録日 : 2011年1月22日

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