怒りをこめてふりかえれ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 28
感想 : 5
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薫くんが出てくる伊集院さんのシリーズだというから、もっとハラハラドキドキものを期待していたなあ。マスコミの餌食にされたりしたもんでかなり薫くんも大人になってしまって、今まで彼には縁遠かった「清潔な感じ」の女の人と結婚することになる……。本の大部分はいかにマスコミが人間を人間とも思わない極悪非道のやからかということを力説するのに費やされている。栗本さんに何かあったのかな?それともここまで書かれないと世間の人はマスコミは常に正しいことを報道しているわけではないと分からないのかな?まぁ普通は自分の言いもしないことが雑誌に載ったりして呆れ返るなんて経験がないだろうし、経験がないと実感のわく想像もできないんだろうけど。そんなこんなで、事件も物語後半になって起きるし、その犯人が誰かなんておまけみたいな感じだった。何回も言うけど、私は伊集院さんがもっと活躍する物語が読みたいんだよ。あるいは薫くんが生き生きと悪さをするような。'96

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 栗本薫
感想投稿日 : 2005年7月22日
本棚登録日 : 2005年7月22日

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