風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン」

著者 :
  • 徳間書店 (2003年10月31日発売)
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感想 : 699
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深い、、、深すぎる
こんなに続きがあったなんて、出会えてよかった
面白すぎてどんどん読み進んだ

映画公開が36年前
原作最終回が26年前

初めて映画を観た時は、まだ保育園児だった
ジブリ映画の中では、今でもナウシカが1番好き

そして2020年のこのコロナ禍の中、とても現在に通ずるものがたくさんある
こんなに昔の作品なのにね

「毒と共に生きる」
先日行った横浜トリエンナーレでもテーマにしていた
行く末は1000年後のナウシカの世界か...?

・マスクをしないと生活できない
・ウイルス(胞子)が人類にとって毒だとすれば、人類そのものが地球にとって毒
・その毒から薬が作られる
・先日原爆の日、人類が生み出した毒(核や汚染された化学部質)によって、自ら種の存続を脅かしている
・もうすぐ終戦記念日、人類同士争ってる場合ではないのに、いまだ戦争がなくならない
・環境破壊による異常気象がこのまま続けば(腐海にのまれ)、地球は人間が住めない星になってしまう
・そのためSDGsや、ワクチン開発が叫ばれているが、利権(王権争い)が複雑に絡んでいる
・日本は(風の谷もトルメキアも)人口が減っている。特に子供が増えない、産まれない(生きられない)。
・種の存続(日本の人口減=国力低下)がかかっている場合、子供を産み育てられる年齢の女性が最優先(なのにそれが不可能な社会構造)
・民族の違いによる人種差別もまだまだ無くなっていない
・巨神兵の知能発達のスピードはまるでAI

映画のように、最後はナウシカは風の谷に帰るんだと思ってた。愚かな戦争によって、たくさんの尊い命が失われた。誰よりも生き物の命を慈しんできたナウシカは女神ではなく、全ての生命、人工物を自らの手で破壊した滅亡の象徴だった。

あらゆるものを一掃し、完全にリセット出来たら失敗など起こらないのだろう。でもそれが人間らしさ。このどうしようもない人類の素晴らしさも醜さも全て含めて、愛すべき存在として宮崎駿さんは描かれたのではないだろうか。

どハマりし過ぎてるので、この辺にしときます(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年8月13日
読了日 : 2020年8月13日
本棚登録日 : 2020年8月13日

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