このニョロニョロのエピソード、アニメで観た事ありました。彗星よりも薄暗くはないけれど、とても怖くて恐ろしいモランの存在は少なからず影を落とします。ただ、モランからは寂しく哀しい気配も漂ってきて、彼女の孤独を誰が癒してくれるのだろうと切ない気持ちにもなりました。ところでトフスランとビフスランは手癖、悪すぎ。でも、憎めないんだなあ。最後はまるくおさまって良かったのことです。あとがきにありますが、青い鳥文庫版でこのお話が先になっているのは、彗星が薄暗く童話にふさわしい題材ではなかったとされたからのようです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年8月26日
- 読了日 : 2014年8月26日
- 本棚登録日 : 2014年8月26日
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