獣の奏者 (IX) (シリウスKC)

  • 講談社 (2014年9月9日発売)
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感想 : 3
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コミック派の人にとっては、かなり急展開って感じだった今巻。
私は気まぐれにアニメも見てたので、なんとかついていけたけども。A´Д`;)”

前巻でリランとの関係に決定的な亀裂が入ったエリンだったが、それでも向き合おうと奮起する。
しかし恩師エサルらを人質にとられてしまい、リランと共に望まぬ争いの渦に巻き込まれようとしていた。
一方セィミヤとの結婚が内定したダミヤは、密かに自分を嗅ぎ回っていたイアルを始末しようとする。
薄れゆく意識の中、エリンの姿を求めて逃げ延びたイアルは、エリンの手当とリランの保護を受けて難を逃れるが…。

この国の行く末を憂う者、王族の地位を盤石にしようと企む者…皆それぞれの意思を持って、動く。
ままならぬことがある、だけど立ち止まることはゆるされない。
そんな中でも、ただ流されるだけにはならぬよう、常に自分のすべきことを思いめぐらせているエリンに、胸が詰まる。(>_<)
今回の一件でイアルとの距離がぐっと縮まったと思うけど、この信頼がどんな風に形になっていくのかが気になる~♡

でも相変わらず、巻末おまけマンガのエリンはぶっとんでるわ。笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画 / コミカライズ
感想投稿日 : 2014年10月14日
読了日 : 2014年10月11日
本棚登録日 : 2014年8月13日

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