マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

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本棚登録 : 1864
レビュー : 178
著者 :
かりんさん 小説   読み終わった 

「何が幸福で何が不幸せなのか」。自分で全く考えるということをしてこなかった少女娼婦(そのような環境だった)が自分で生きたいと願った事により立場や環境がまるで変わり考えなければならなくなった話。
副題?の圧縮には次巻への助走というイメージがよくあっている。

この話は圧倒的に彼女の成長がキモであるが、これからの話しを想像するとウフコックのはたまた、機械工学、システムの成長が書かれるような気がしてならない。
彼女という雛がすでにある常識に縛られた大人達のハリボテをどのように見抜き、その力を持ってして破壊するか。
1巻は彼女の判断力や善悪を見定める力を養い、考え方を示す巻だった。


文章自体にも少し引っかかった。
まず冲方さんはこういう書き方の文章を書くんだ〜って思った。天地明察をすこし読んだくらいなので。
結構この本はラノベみたいな読み口を感じた。文も、キャラクターもそんな感じ。
文章は結構無駄がなく、ある種無感動に進んでいくイメージ。語りてや世界観の支配がそこによく現されているようでSFらしさ(古典の海外SFを読んでるみたいな)がある気がした。

レビュー投稿日
2014年8月13日
読了日
2014年8月13日
本棚登録日
2014年8月13日
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