南の子供が夜いくところ (角川ホラー文庫)

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本棚登録 : 512
レビュー : 56
著者 :
鈴代さん  未設定  読み終わった 

両親の都合で、不思議な少女ユナに
一人、南の島に連れられた少年・タカシ。
辿りついた南の島は、不思議で満ちあふれていた。
変幻自在の文体で色鮮やかな悪夢の世界が描かれる。
「南の子供が夜いくところ」
「紫焔樹の島」「十路地のピンクの廟」
「雲の眠る海」「蛸漁師」
「まどろみのティユルさん」「夜の果樹園」収録。

どこか不思議でどこか不気味な南の島。
それでいてどこか物悲しさの残る物語。
この島は本当にどこかにあるのではないかと
思ってしまうほど、島の光景が目に浮かぶようです。
色彩豊かな悪夢といった感じ。
「ピンクの廟」の先祖を弔う祭りや
「雲の眠る海」の先住民への侵攻など
実際にあった事も描かれているからでしょうか。
特に「まどろみのティユルさん」が好きです。

レビュー投稿日
2018年10月24日
読了日
2018年10月24日
本棚登録日
2018年10月24日
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