ドキュメント副知事――猪瀬直樹の首都改造・一八〇〇日

著者 :
  • 講談社 (2012年9月26日発売)
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感想 : 6
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橋下は大阪から、猪瀬は東京から日本を変える。
石原慎太郎知事との「作家コンビ」の5年間のすべてを「番記者」が記した。
16万5千人の都職員を前に、「特命」副知事が挑んだ「ゲリラ戦」

猪瀬本人の著書に「東京の副知事になってみたら」という本がある。
この本を読んだ時に「(この本は)中からみた東京都であるがこの間、外から みた東京都を知る事が出来れば、なお良いのに」という感想を持ったが、本書 はまさに外から猪瀬の活動をみた本となっている。
番記者目線のせいか石原、猪瀬コンビによる東京都政を肯定的にみている気がする点に留意(紛糾した「青少年健全育成条例」の改正について「区分陳列」を義務付けるものだったとさらりと書かれている。)する必要はあるが、内容はなかなか面白かった。

本の帯には不満がある。「橋本は大阪から、猪瀬は東京から日本を変える」と あるが、両者の手法はまったく異なる。(敵を作り非難する方法と、理詰めで攻める方法)改革の成果があらわれるには、まだまだ時間が必要であるが、どのような未来が待っていることだろうか。10年後に再読するのも一興である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 公務員
感想投稿日 : 2012年10月21日
読了日 : 2012年10月20日
本棚登録日 : 2012年10月14日

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