マイマイ新子 (新潮文庫)

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本棚登録 : 211
レビュー : 37
著者 :
ピッピさん 高樹のぶ子   読み終わった 

作者の高樹さんはあとがきでこの物語を書くにあたって、日本版"赤毛のアン"を目指したと語っています。なるほど主人公の新子は9歳、つむじが二つあり、その片方が額の真上にありピンと立つ厄介なクセがあり家族から"マイマイ"と呼ばれていることやおてんばで空想好きな性格など"アン"と似通っています。
そしておじいちゃんの小太郎との秘密のやり取りはアンとマシュウを連想させました。
時代は昭和30年。山口県の自然が豊かな土地柄。今ではお目にかかれない品物や暮らしが蘇ります。私たちの年代にとってはああそう言えば‥と遠い記憶を辿る回想物語のようです。
考えてみれば、子供時代には誰でも心に暖めている物語があります。その意味ではみんなマイマイ新子の世界の住人です。でも、残念なことに大抵の方は忘れてしまっています。

レビュー投稿日
2012年3月17日
読了日
2009年8月20日
本棚登録日
2012年3月17日
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