米を量る升をたたいて怪異を祓うという「家宝」。あれって、過去にかなりえぐいことしてたんじゃなかろうか。年貢の取り立てとか。
留守にしている間だけ貸してもらった家。貼られていたお札をはがした後、そこで起こる怪異の数々の「お化け屋敷」。元の家主がお札を再度貼っている場面が、よけい恐怖を誘います。
最後の「苦情」はやるせない。ずっとおいてかれたと感じて、必死に訴えていたのかと思うとね。
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- 感想投稿日 : 2016年8月25日
- 読了日 : 2016年8月25日
- 本棚登録日 : 2016年5月1日
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