トーキョー・プリズン (角川文庫)

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本棚登録 : 1771
レビュー : 267
著者 :
まいつきさん  未設定  読み終わった 

安楽椅子探偵キジマな物語かと思いきや、戦争で傷ついた人々のけじめをつけるための話。

登場人物それぞれが、なんらかのけじめをつけないと、戦争を終わらせることができない。個人としての、けじめ。
その結果が、どんな形として現れようと、です。

キジマ・フェアフィールド・キョウコだけでなく、ドクタ・アシュレイも、クリスの母親も、オオバも、イツオも、個人個人でとりあえずの区切りつけるためのけじめ。
とりあえず、なんですよ。くっきりはっきりしなくてもいい。
自分が、むりやりでも納得できる区切りが欲しかったんだと。
そう感じましたね。

登場人物が、無理やり納得してたり、そう思い込もうとしてるわけで。本人達も、すっきりはしてないのでしょう。
イツオみたいな結果迎える人間も、だからでてくるわけです。

そりゃあ、読後すっきりとは、しませんよ。

レビュー投稿日
2013年5月7日
読了日
2013年5月7日
本棚登録日
2013年5月5日
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