グラゼニ~東京ドーム編~(4) (モーニング KC)

  • 講談社 (2015年10月23日発売)
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感想 : 12
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シーズン終盤での大活躍こそ凡田の本領。
と思わせるには十分な、ここまでの活躍。スパイダーズ含め。30歳のシーズンも例年通りの大車輪の活躍・・・でしたが、まさかまさかのケガ。しかも靭帯。
いわゆるトミー・ジョン手術です。
優勝争い真っ只中の離脱。しかも、手術とリハビリ必要で、復帰は最低でも再来年。日本一稼げる球団モップスでグラゼニ掘り起こす日々の突然の終幕。それどころか、靭帯のケガということで、選手生命の危機も頭よぎります。
でも、プロ野球株式会社は動いていきます。選手個人の不幸も幸福も生み出しながら、動いていきます。
リーグ優勝は、モップス。優勝決定のマウンドにいたのは、則川。凡田と入れ替えに一軍登録された則川が、今シーズンのヒーローに躍り出ました。それをテレビで見つめる手術後の凡田。光と影ですね。

それがより際立つのは、やはりストーブリーグ。グラゼニはここがおもしろい。
ここでもシーズンの光と影は交錯します。モップスシーズン前半の立役者、鳥海と杉里。トレードと自由契約の二人。前半の活躍あれど、後半の失速ぶりがこの結果を生み出したわけですか。
見てる方は一発屋感覚なんだよね、こういう選手って。圧倒的な実力見せてではない限り。怖い世界。

上をどこまでも目指せる世界だから、落ちるのもあっという間なんでしょうね。

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感想投稿日 : 2016年10月4日
読了日 : 2016年10月4日
本棚登録日 : 2016年5月1日

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