さよなら私のクラマー(4) (講談社コミックス月刊マガジン)

  • 講談社 (2017年10月17日発売)
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感想 : 7
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浦和邦正のシステムは、コンテというよりミシャの方がなじみが深いんだよなぁ。両WBの可変システム。大攻勢の時のこわさ、終わりのない守備の時間。バルサのようなポゼッションを相手にした時の、真綿で首を絞められる時間もきついですが、可変システムの押し寄せてくる圧迫感もきついですよ。終わりのない時間はきつい。

その浦和邦正相手の守勢を打開すべく、戦術キーマンのダービッツじゃなかったチカとの戦いへと臨む恩田。
いやー、ピクシーかぁ、ストイコビッチかぁ。そうくるかぁ。土砂降り極度の重馬場に舞い降りた妖精でしたねぇ。恩田が生き生きしだすと、それがチーム全体に伝わって活き活きするワラビーズ。
ピクシーが運んだボールの先には、この試合の勝利だけでなく、約束の相手である久乃木が待っているのだから。

ゆらぁりと立ちはだかるのは、安達太良アリス。
カウンター一閃、終了間際の痛恨の失点。とんでもねー飛び道具持ってやがる浦和邦正。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年10月25日
読了日 : 2017年10月25日
本棚登録日 : 2017年10月25日

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