怪談実話コンテスト傑作選 痕跡 (文庫ダ・ヴィンチ)

2.75
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 19
レビュー : 2
制作 : 東雅夫 
まいつきさん  未設定  読み終わった 

「痕跡」
考えすぎとは思うけど、そう感じてしまったらそれが真実。
「母の人形」
スレチガイともつれた情念と執念。
「怪獣スタンプ」
二十世紀少年思い出すね。こういうのって、好き。
「ラジコンおじさん」
今の御時勢なら、障害者には近づかないように、で終わっちゃいそう。差別につながることには、教育よりも排除。そんな風潮が、そこはかとなく増えつつある御時勢。いやな時代です。
「黄昏」
身近な神有地。こういう場所って、聞かなくなったような。
「青森の娘」
怪談ですよ。哀しいせつない。
「つたえたいこと。」
これって、あの港区のマンションなんじゃないの?とか思ってみたり。
「キャンプ場にて」
悪気はないけど、大迷惑。ご愁傷様。
「三角池」
子供の頃の一日が長かった感覚。その中で、不意に訪れる摩訶不思議。いいよねぇ、郷愁あふれる怪異な話好きです。年取ったから?
「豹変行」
単なるすれ違い、行き違いなんだけどね。他人からすると。こんなことがあってさ、といわれても。いや、怖いんだけどね。
「耳をみた」
気持ち悪いねぇ。見ることもそうだけど。両親の描写も気持ち悪いね。ぬめっとしてる感覚。全体的に。
「あのときの四人」
ミステリチック。え?あれ?でもさ?っていう感じで印象強いです。
「耳の後ろに顎を乗せる女」
普通に怖い。しゃべんないで、お願いだから。こっちが気づいていることに、向こうも気づいて、コンタクト取ってくる怪談って、とても怖い。
「うたたね」
ONとOFFの隙間に、ぬらりと存在するって気色悪いですよ。意識と無意識の狭間に、さらっと入り込まれたら。
あぁ、きもちわるい。
「生き写し」
うーんと、怪談?「残穢」のようなルポものなんだけど、ホラーよりルポのほうが色合い強い。自分の調べたことの発表の場を探してたら、ここに行きあたりました、って感じ。
「微笑みながら」
ほっこりします。最後がこれでよかった。

選考会の稲川淳二の会談が、やっぱり怖い。第一人者って、すごいね。当たり前のように、すぎことやってのける。
そこにしびれる、あこがれるゥです。

レビュー投稿日
2013年8月20日
読了日
2013年8月20日
本棚登録日
2013年7月18日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡 (文庫ダ...』のレビューをもっとみる

『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡 (文庫ダ・ヴィンチ)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。
ツイートする