リスペクトする人たち、特に言葉や生きる佇まいを大事にする人たちについて綴った「小布」を集め、「一枚の布」に仕上げた本。
どの「小布」も、重くて深いメッセージだったけれど、特に気に入ったのが二つ。山之口貘の『応召』について綴った「平熱の詩」、吉野弘の『祝婚歌』について綴った「祝婚歌」。
やっぱりこの人の言葉は、格好いい。厳しいのと、優しいのとが混じり合っていて、なんだかたまらない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年7月20日
- 読了日 : 2017年7月20日
- 本棚登録日 : 2017年7月20日
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