江戸っ子女鍼師のおしゃあの、幕末から明治にかけての物語。
お相手役には、塩飽島から来た水夫、のちに幕府公式のオランダ留学生に選ばれ箱館戦争にも参加した古川庄八を。
女流作家さんの歴史作品はクセがあるものが多いような気がしますが、主人公おしゃあの江戸っ子ならではの気質からなのか、はたまた筆者自身の持たれる気質からなのか、サッパリとした文調で気持ちよく読める作品でした。
これもひとつの、女の生き方。
ですね。
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カテゴリ:
歴史(幕末・明治)
- 感想投稿日 : 2013年3月24日
- 本棚登録日 : 2013年3月24日
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