仕事柄、発達障害の知り合いがたくさんいます。
その方たちの生き辛さを知っています。
マニュアル通りに動くことが心地よいのであれば、それを良しとする仕事に就くのが、職場にとっても本人にとっても利害の一致につながると思います。
だけど、周りはそれだけでは許してくれない。
「皆、変なものには土足で踏み入って、その原因を解明する権利があると思っている。」
自分に合った職場で働きたいだけなのに、そこでうまくやっていくには、自分が発達障害であることをカミングアウトしなければならない、ということになると思います。
皆さん、自分が周りとちょっと違うと理解していて、でもみんなとうまくやっていきたいから、だからこそ周りに変だと思われないように浮かないように努力しているのに、カミングアウトしなくてはいけない状況というのは本末転倒だと思うのです。
でも知らないものを理解するというのはできないことです。私たちの無知が発達障害の方たちの生き辛さに繋がってしまっているのだろうな、と私は思います。
発達障害の方たちからしたら私の言っていることもピント外れなのかもしれません。嫌な気持ちにさせてしまったとしたら、ごめんなさい。
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- 感想投稿日 : 2021年4月28日
- 読了日 : 2021年4月28日
- 本棚登録日 : 2021年4月28日
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